神経の炎症による歯の痛み(虫歯、歯髄炎)

みなさんこんばんは、大阪府高槻市藤の里町の歯医者 ほほえみ歯科の松岡です。

だんだん暗くなるのが早くなり、夜は肌寒い、すっかり秋ですね。


診療をしていると、耐え難い激痛により話もままならないよう患者さんがみえます。
みなさんも同様の経験はないでしょうか?

これは、虫歯などにより歯の神経(歯髄)が炎症を起こしている「歯髄炎」という症状が考えられます。(他の可能性もありますので、お困りでしたら高槻市のほほえみ歯科へ)
炎症が起きると組織は腫れます(腕や足などでもぶつけたあと腫れるのと同じです)。歯の中で炎症反応がおこると、免疫細胞を含む白血球が増え血液が神経を圧迫することで激痛が起きます。

<原因>
・虫歯が神経にまで進行
・歯周病により根尖部から感染
・歯の破折
・歯ぎしり、くいしばりなど過度な噛む力

いろいろな原因がありますが、ほとんどの場合虫歯の進行によるものです。
これは、肉眼的所見とレントゲン的所見で診断は比較的容易です。

治療の内容としては、
①投薬により炎症を抑える
②麻酔をする
③神経を抜く

という流れになります。いきなり麻酔をして神経をとらないのは、神経の炎症が強い場合は麻酔が効きにくいからです。

1週間程度痛みが残ることもありますが、治療がしっかり施されていれば少しずつ軽快していきます。

温かいものを口にいれたり、夜寝ている時に痛みが強くなる場合、歯髄炎を起こしている可能性があります。
歯髄炎は進行すると根尖性歯周炎という、歯の根の外にまで感染が波及してしまいますので、早めにかかりつけの歯医者さんにかかってください。

高槻市のほほえみ歯科では、根の治療(歯髄炎、根尖性歯周炎に対する治療)も力を入れています。
少しでもお困りのことがありましたら電話やメールで遠慮せずご相談ください。

高槻藤の里の歯医者さんならほほえみ歯科