ドライソケット(抜歯後、歯が痛い)
こんばんは、大阪府高槻市藤の里町の歯医者、ほほえみ歯科の松岡です。
親知らずの抜歯や、深く埋伏(埋まった)した歯の抜歯後、痛みが長く続いたことみなさんありませんか?
「ドライソケット」という症状をおこしているかもしれません。
ドライソケットというのは、抜歯後歯を抜いた後の穴(抜歯窩)に血液が溜まらず流れ出ていってしまうことで骨が露出している状態のことです。
抜歯後、ドライソケットではなくても痛みが続く場合もありますが、これは短期間(通常1週間以内です。)
では、ドライソケットの症状についてですが
<症状>
・強い自発痛(何もしてない時の痛み)が長期間(1-2週間以上)続く
・骨が露出しているので、抜歯窩に冷たいものが入ったり食べ物が当たったりすると痛む。
<原因>
・過度のうがい
抜歯窩に血液がたまるのを妨げてしまいます。
・喫煙
ニコチンには血管収縮作用があるため、血流を悪くし治癒も遅れます。
・傷口(抜歯窩)を頻繁に触る
せっかくできかけた血の塊をとってしまうことになります。
ドライソケットが長引くと歯槽骨炎から骨壊死への進行してしまいますので、抜歯後の痛みが長く続く場合は早めに歯医者さんを受診しましょう。
高槻市藤の里町のほほえみ歯科では、ドライソケットにならないような抜歯方法で歯を抜いていますのでご安心ください。