歯がしみる 知覚過敏①
みなさんこんにちは、ほほえみ歯科の院長松岡です。
高槻市にも通る外環状線( 170号線)、とても交通量が多いですね。大阪のこの活気ある感じがとても好きです。
今日は、「知覚過敏」についてです。
みなさんも一度は「冷たい飲み物や風が当たるとしみる」「歯磨きするとしみる」などといった症状があるのではないでしょうか?
その場合、知覚過敏が考えられます。(歯に穴があいてたりすると、虫歯の可能性もあります。)
ほほえみ歯科でも治ります(^^)
知覚過敏の原因は様々です。
①歯肉退縮
歯ぐき(歯肉)は加齢とともに少しずつ下がっていきますので、歯の根が出てきます。歯の頭には神経は通っていませんが、歯の根には神経が通っているのでこの部分が露出してくると冷たいものや歯ブラシをした時にしみてきます。
歯石をとった後ろも、今まで隠れていた歯の根が露出して、一時的にしみる可能性があります。
②歯の破折
硬いものを食べたり、外傷によって歯が割れた状態です。歯の頭はエナメル質で守られているので本来しみませんが、割れることで神経の通っている象牙質や神経そのものが露出することでしみるようになります。
③歯の磨耗(咬耗)
歯は噛むたびに少しずつ擦り減っていきます。すると、徐々にエナメル質がなくなっていき象牙質が露出します。すると、同様に象牙質には神経が通っているので、冷たいものがしみるようになってきます。
(ほほえみ歯科では歯の咬耗を防ぐために、マウスピースの使用を推奨しております。)
④歯の脱灰・酸触
むし歯や酸性の食品(柑橘類、お酢など)や飲み物(コーラなどの炭酸、オレンジジュースなど)により、歯が溶けていきます。これらのものを習慣的に摂取し続けると、少しずつ歯が溶けていきます。同じように象牙質が出てしまうとしみるようになります。
⑤治療直後
むし歯の治療後は、一時的に削った刺激に対して歯の神経が過敏な状態になっていますので、しみる可能性があります。ほとんどの場合は日がたつにつれ症状は消えていきますが、稀に神経が炎症をおこしてしまうことがあります。この状態になってしまうと神経をとらないといけない場合もあります。
また、歯の治療後金属の詰め物やかぶせ物をした場合、金属は熱の通しが良いので一時的にしみる可能性はあります。
次回は、知覚過敏の治療方法について説明させて頂きます。
高槻市の歯科医院 ほほえみ歯科