インプラントは無縁だと思っていませんか?
インプラントは無縁だと思っていませんか?
インプラントと聞くと、手術が必要な怖い治療や高額な自費治療と思い、
自分には無縁の治療法だと思っていませんか?
実はインプラントは想像より遥かに安全で怖くない治療で
案外身近にインプラント治療をされている方がいたりするんです!
インプラントってそもそもなに?
インプラントと聞くと歯科治療のイメージを持つ方が多いと思います。しかし、インプラントとは体内に埋め込む医療器具や材料のことをいいます。
歯科以外でもインプラントという単語は使用されていて、心臓のペースメーカーや美容整形で用いるシリコンなどもインプラントの一つです。
歯科領域では、顎の骨に埋め込む人工歯根を歯科インプラントと呼びます。
インプラント治療では、顎の骨に生体親和性の高いチタンやチタン合金でできた人工歯根を埋め込む手術を行います。
骨の中に埋める部分をインプラント体(人工歯根)といい、そこに義歯との連結部分にあたる部品(アバットメント)を取り付け義歯を被せます。
このほかにも、インプラント体とアバットメントが一緒になっていて、義歯を取り付けるだけのものもあります。
インプラントのメリット、デメリットは?
メリット
・インプラント最大のメリットである、自分の歯と同様に咀嚼することが可能になります
・インプラントは術後に行う定期的なメンテナンスが必要となりますが、セルフケアは通常のご自宅での歯磨きで大丈夫です。そのため、入れ歯のように毎回外して洗浄するといった手間がありません。
・独立した歯として使えるため、周囲の歯に負担をかけずに使用することができ、守ることができます。
・生体親和性の高い金属を使用するため、顎の骨としっかり結合し、強く噛み締めても耐えられる強度があります。また、定期的なメンテナンスを行うことで、10年以上長持ちさせることができます。
・見た目を天然歯と同様につくることができるので、口元を気にせず会話や飲食を楽しみ美しい笑顔でいられます。
・顎の骨に人工歯根を埋め込むので咀嚼の力が骨まで伝わり、顎の骨の健康を保つことができます。
デメリット
・保険が効かない自由診療となるため治療費が高額になってしまいます。
・インプラント体と顎の骨が馴染むのを待たないと次のステップへ進めないため、治療期間が半年以上かかってしまう場合があります。
・術後も定期的なメンテナンスをしてインプラント周囲炎を予防していく必要があります。
・麻酔をしての手術が必要となりますので、お身体の状態が良くないと手術ができない場合があります。
インプラントにもデメリットはありますが、デメリットを解消していく方法もあります。
治療費が高額になることに関しては、医療費控除やデンタルローンを使用することで費用負担を軽減させることができますし、定期的なメンテナンスは同時に歯周病の定期検診も行えるのでインプラントのために特別に来院をする負担はありません。
当院で使用しているインプラント体
数あるものの中から当院が使用しているインプラント体はスウェーデン・マルティナ社のものを使用しており、インプラント周囲炎をできるだけ起こさず、骨吸収を起こさないというコンセプトで開発されたチタン製インプラントとなっております。
お食事を楽しむため、口元を気にせず思い切り笑顔でいるために歯はとても大切なものです。
将来のことも考え欠損部がある方や、現在ブリッジや入れ歯を使用している方はインプラントをご検討してみてはいかがでしょうか。