キシリトールについて
今日はキシリトールについてお話しします!
みなさんの馴染みのあるところでは「ガム・チョコレート」といったところでしょうか。
キシリトールとは、糖アルコールの一種で、糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ甘味度を持っています。
キシリトールは溶ける時に熱を奪うので、口に含むとスーッとした冷たい感覚があります。
その為、ミント味によく合うことから、キシリトールを使ったお菓子にはミント味が多くみられます。
キシリトールを始めとする糖アルコールは、虫歯の原因になりません!なぜなら糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからなのです。
また、キシリトールは甘味が強いので、その甘味により唾液も出やすくなります。
「①酸を作らない、②唾液の分泌を刺激して酸を中和する」これらがキシリトールが虫歯の原因にならない理由です。
また、キシリトールは血糖値に影響を与えませんので、インシュリンに関係なく代謝され糖尿病の方でも安心して摂取出来ます!
キシリトールには、「虫歯の発生や進行を防ぐ」という、他の糖アルコールにはない特徴的な効果があります。
キシリトールをガムやタブレットの形で一定期間以上口の中に入れると、虫歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけではなく、歯の再石灰化を促し、歯を硬くします。
このような働きは、他の甘味料には見られない、キシリトールだけの効果です!
ではキシリトールの上手な使い方をご紹介していきます!
まずは、お口の中にキシリトールガムやタブレットを入れてから少し経つとだんだんとキシリトールの甘みで唾液が出てきます。
その唾液をすぐに飲み込んでしまうのではなく、お口の中全体に上手く行き渡るようにして食べます。
お食事の後や、就寝前に食べて頂くのもオススメです!
簡単に手軽にケアができ、さらに美味しく予防できるなんて一石二鳥ですね!
ほほえみ歯科では10月はハロウィン月間イベントとして
お子様にキシリトール入りのお菓子を用意してお待ちしています。