丁寧な歯みがきを心がけましょう

こんにちは、ほほえみ歯科です。本日は、丁寧な歯磨きを心がける上で大切なことをお話しいたします。正しいブラッシング方法には以下のような手順があります。

①歯ブラシを傾けて、歯と歯肉の境目にある歯垢を除去するために、歯ブラシの先端を斜め45度に当てます。

②歯と歯茎の境目で、小刻みな回転運動を行い、歯垢を取り除きます。ブラシの毛先で、歯と歯茎の境目を刺激して、歯周ポケット内の歯垢も取り除くようにします。

③歯の表面や内側も同様に、歯ブラシの先端を斜め45度に当て、小刻みな回転運動を行い、歯垢を取り除きます。

④舌や口腔内の汚れも除去するため、歯ブラシの裏を使って、やさしく舌面をこすります。

⑤最後に、うがいをして口の中をすすぎます。

注意点としては、歯ブラシの毛先が柔らかいものを選び、力を入れすぎずに、やさしく磨くことが大切です。また、磨き残しのないように、時間をかけて丁寧に磨くことが重要です。歯垢が歯と歯茎の境目に付きやすいため、特にこの部分を重点的に磨くようにしましょう。定期的な歯科検診も欠かさずに受け、歯の健康を維持するように心がけましょう。

★フロスを使うコツ

フロスとは、歯と歯の間の歯垢を除去するための歯科用具で、歯ブラシでは届かない歯間や歯と歯肉の境目など、狭い隙間に入り込んだ歯垢を取り除くことができます。フロスは、ナイロン糸などの細い糸を使用し、歯と歯の間に挟み込んで歯垢を取り除くものです。フロスを使うことで、歯間に溜まった食べかすや歯垢を取り除き、虫歯や歯周病の予防につながります。

フロスを使用する際の手順は以下の通りです。

①フロスを適度な長さに切ります。

②フロスを人差し指と中指に巻きつけ、糸を張った状態にします。

③左右の手の親指と人差し指を使って、フロスを歯と歯の間に挟み込みます。

④歯と歯の間を縦に移動させながら、フロスで歯垢を取り除きます。

⑤次の歯と歯の間にフロスを移動し、同様に歯垢を取り除きます。

フロスは、正しい使い方をすることで歯垢を効果的に取り除くことができます。また、歯周病のリスクが高い人や歯と歯の間に詰め物やブリッジがある場合など、歯科医師に相談した上での使用が望ましい場合があります。

★糸ようじを使うコツ

糸ようじとは、歯と歯の間や歯と歯肉の境目に挟まった食べカスや歯垢を除去するための歯科用具で、細い糸を使って歯間を掃除するものです。糸ようじは、フロス同様、歯ブラシでは届かない細かい隙間に入り込んだ歯垢を取り除くことができます。ただし、糸ようじはフロスよりも糸が太く、使い方がやや難しいため、正しい使い方を知っていることが重要です。

★糸ようじの使い方は以下の通りです

①糸ようじを適度な長さに切ります。

    ②糸ようじを人差し指と中指に挟み、糸を張った状態にします。

    ③糸ようじを歯と歯の間に挟み込み、歯と歯の間を縦に移動させながら、歯垢を取り除きます。

    ④歯と歯の間がきれいになったら、次の歯と歯の間に糸ようじを移動し、同様に歯垢を取り除きます。

    ⑤最後に、うがいをして口の中をすすぎます。

    糸ようじは、正しい使い方をすることで、歯垢を取り除くことができますが、使い方が間違っていると、歯肉を傷つけたり、歯茎から出血することがあります。また、糸ようじは一回限りの使用であるため、使い終わったら捨てるようにしましょう。

    ◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。

    お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。

    (祝日のみ休診日となります)

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