乳歯がグラグラしたら?

こんにちは、ほほえみ歯科です。

お子様がいるご家庭は、乳歯の抜けるタイミングや、乳歯がグラグラしてきた時の対処法など、気になる方も多くいらっしゃるかと思います。本日は、乳歯のグラグラについてお話しします。

生え始める時期は?

はじめに乳歯が生え始める時期やその兆候についてご説明します。。乳歯とは生後6~9ヶ月くらいから生え始める歯で、通常20本あります。生え始める時期には個人差があり、早い子は3ヶ月、遅い子は12ヶ月頃に生え始めることもあります。また生え揃う時期にも個人差がありますが、下の前歯から生え始め、平均的に2歳6ヶ月頃~3歳頃の間で生え揃います。

抜け始める時期は?

乳歯の抜け始める時期は個人差もありますが、おおよそ6歳前後から13歳前後です。歯の位置によって抜け始める時期は異なり、まずは下の前歯が抜け、その後は前から奥に向かって順番に生え変わっていくのが一般的です。また、乳歯の生え変わりが始まる6歳頃になると、乳歯の頃には歯がなかった部分に第一大臼歯が生えてきます。前から6番目に位置し、「6歳臼歯」とも呼ばれます。

抜け始めの兆候はあるの?

抜け始めの兆候はそれぞれですが、基本的には乳歯の根元の部分が少しずつ溶かされ始めることでグラグラしてきます。永久歯が下から押してくる影響でグラグラする前から痛みを感じるお子さんもいます。

乳歯が抜けるより前に永久歯が生えてきた時はどうしたら良いのか?

乳歯がグラグラしていれば自然に抜けることも考えられますが、痛みが強く出てきたりいつまでも抜けずに残っていたりするようであれば、歯科医師に相談すると良いでしょう。必要に応じ抜歯などの対応をしてくれます。

乳歯が抜けても永久歯が生えない時はどうしたら良いか?

乳歯が抜けてすぐに永久歯が生えるとは限らないため、問題がないケースもありますが、いつまで経っても永久歯が生えてこない場合は歯医者さんの受診を検討しましょう。レントゲンなどで、歯茎の中に永久歯があるかどうかや異常がないかなどを確認してもらえます。

グラグラしている歯の周りは虫歯になりやすい

生え変わりの時期は、永久歯と乳歯が混ざり大きさにばらつきがあったりするため磨き残しが多くなりがちです。また、乳歯は虫歯の進行が早いという特徴を持ちます。

乳歯が虫歯になると次に生えてくる永久歯にまで影響が出てきますので、できるだけ念入りに歯磨きをして清潔を保ちましょう。
もし虫歯になってしまった場合には、虫歯でもろくなった乳歯を無理に抜いてしまうとかけらが残ってしまう危険もあるので、歯医者さんに相談するようにしましょう。

また乳歯だけでなく、生えたばかりの永久歯は、酸に弱い性質があるため虫歯になりやすい状態にあります。特に永久歯が安定するまで2年ほどは、虫歯ケアが大切になります。

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