咬むと歯が痛いとき
こんにちは、ほほえみ歯科です。
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、咬むと痛む症状についてお話しします。
咬むと歯が痛い理由は、歯根の周りにある歯根膜に炎症が起きているからです。炎症は、虫歯、歯周病、歯根の破折、かみ合わせ、親知らず等によりひき起こされます。もし咬んで痛いと感じたら、上記の病気の可能性があります。
痛みは体のSOSです。痛みがひどくなる前に、歯科医院での受診・治療をおすすめします。
咬むと痛むことに合わせて、下記の症状があれば、虫歯の可能性が高いです。
・熱いもので痛む
・じっとしていても痛む
・歯に穴が空いている
・歯が黒くなっている
・歯に詰め物や被せ物がしてある
・お風呂や就寝時に体が温まると痛む
「かみ合わせが原因で咬むと痛い場合の症状」
かみあわせが原因の場合は、その他の症状はあまりなく痛みもさほど強くはありません。日中の食いしばり、睡眠中の歯ぎしり等による歯の負担によって歯根膜が炎症をおこします。
治療方法は、かみ合わせの調整やマウスピースによる歯の保護をおこないます。 かみ合わせに問題があると、歯周病や歯根破折のリスクも高くなります。
「咬むと歯が痛んだら」
1度経験すると2度と経験したくない歯の痛み。三大激痛にも数えられ、あまりの痛さに仕事が手に付かないという経験をされた方もいると思います。
痛みがあるということは、なにか問題が起こっているという体のSOSです。また、咬むと痛い場合はそれぞれの病気の状態が悪いことも多いです。
上記の症状はあくまで目安ですが、少しでも異常を感じたら、ひどくなる前に早めに医師の診察を受けてくださいね。
「親知らずが原因で咬むと痛い場合の症状」
咬むと痛むことに合わせて、下記の症状があれば、親知らずの可能性が高いです。
・親知らずの周囲が痛い・腫れている
・親知らずを叩くと痛い
・生えかけの親知らずがある
これは特別な病気ではなく、親知らずが虫歯や歯周病になっているために起こります
治療方法は、必ず抜歯というわけではありません。また親知らずが原因で手前の歯が虫歯や歯周病になることもありますので早めに医師の診察を受けてくださいね。
「歯周病で痛い場合の症状」
咬むと痛むことに合わせて、下記の症状があれば、歯周病の可能性が高いです。
- 熱いもので痛む
- 歯磨きすると歯ブラシに血がつく
- 歯がグラグラしている
- 歯肉が腫れている
- お風呂や就寝時に体が温まると痛む
歯周病で歯の周りの骨が溶け、歯根膜が炎症を起こすと痛みます。
咬むと痛む場合は、歯周病も進行しています。自覚症状の少ない歯周病のSOSを見逃さず、早めに医師の診察を受けてくださいね。