定期検診が重要な理由とは?
どのぐらいの頻度で歯の定期検診に行きますか?実は、なぜ歯科健診に行く必要があるのか疑問に思う人も多いです。確かに、歯も痛くないのに通うのは面倒ですよね。ですが、定期的な健診は虫歯や歯周病の予防にも効果抜群。多くの歯医者が推奨しています。今回は具体的な定期健診の内容と重要性についてお話していきます。
「歯科の定期健診は何をするのか」
歯科の定期健診でまず行うのは「虫歯の確認」です。歯を1本1本みて「虫歯」と「健康な歯」を確かめていきます。虫歯があった場合は、どれくらい進行しているのかをチェックし治療計画を立てていきます。次の診察は「歯周病の確認」です。この検査では、歯と歯の間の溝である歯周ポケットを見て、歯周病になっているかを確かめます。進行すると歯が抜け落ちてしまう恐れもあるため、早めに見つけ治療するのがポイントです。
最後は「歯石」をとります。歯石は虫歯や歯周病の原因の1つで、誰にでもできる可能性があります。ですが自分の歯磨きだけで取り除くのは簡単ではありません。定期的な歯科健診を受けることで、歯石をなくし綺麗な状態に歯を保つことが可能です。
「歯科の定期健診が重要な2つの理由」
歯科の定期健診が重要な理由は3つあります。1つ目は「虫歯や歯周病を早く見つけることができるから」です。自分の歯の状態は自分ではなかなか分かりません。そのため、歯科の定期健診でしっかりとチェックしてもらうのは重要です。早い段階で見つけられれば治療もすぐにでき、口の中を健康な状態に保てます。ダメージを受ける前の「悪くなりそうな歯」も見つけることもできるため、予防にも繋がるのです。
3つ目は「歯磨きの指導」を受けられるためです。歯磨きは口の中を健康に保つために、最も大切なことと言っても過言ではありません。ですが、やり方を間違えてしまえば効果は期待できないですよね。ですので、定期的に医師から歯磨き方法を指導してもらい正しい方法で行えるようにすることが重要なのです。
「歯科の定期健診に通うベストな頻度とは」
定期健診に通うベストな頻度は年に2回~3回が良いでしょう。ですが、口の中の状態によって歯医者に行くべき回数は変わります。検診までの間はブラッシングでセルフケアが必要ですが、頻繁に健診をうけても悪いことはありません。ですので、口の中の状態に自信がない人は定期的に通うことをオススメします。また、定期健診をうけるときは「かかりつけ医」のもとで行うといいでしょう。同じ歯医者に見てもらえば、歯の状態の移り変わりをチェックすることができます。データをもとに過去の歯と現在の歯を見比べることもできるため、より歯の健康状態を知ることができます。また、被せ物や詰め物の安定時のために、治療が終わった後の噛み合わせ診断が必要です。
以上、今回は、定期検診の重要性についてお伝えいたしました。ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。