歯の健康と胃食道逆流症の関係について

こんにちは!ほほえみ歯科です。

胃食道逆流症(GERD)は、胃の内容物が食道に逆流する病態で、その影響が口腔健康に及ぶことがあります。GERDは、胃酸が頻繁に食道を逆流し、場合によっては口腔に到達することがあります。この現象は、歯のエナメル質の侵食、口腔内のpHバランスの変化、不健康な細菌の増殖など、口腔健康に複数の悪影響を及ぼす可能性があります。

歯のエナメル質の侵食 GERDによる胃酸の逆流は、非常に酸性が強いため、これが口腔に達すると、歯のエナメル質を侵食することがあります。エナメル質の侵食は、歯の敏感さの増加、虫歯のリスク増加、歯の変色などを引き起こす可能性があります。エナメル質は一度失われると自然に再生することはないため、侵食を予防することが非常に重要です。

口腔内のpHバランスの変化と細菌の増殖 胃酸の逆流は、口腔内のpHバランスを酸性側に傾けます。これにより、酸を好む細菌が増殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。また、口臭の原因ともなり得ます。

予防と対策 GERDによるこれらの問題を防ぐためには、定期的な歯科検診の受診が重要です。歯科医師は、エナメル質の侵食の兆候を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。また、食後に口をすすぐ、優しい歯ブラシを使用する、フッ素入りの歯磨き粉を使うなどの口腔衛生の習慣を実践することも効果的です。

GERDの管理 GERD自体を管理することも、口腔健康の保持には不可欠です。食事の管理、適切な体重の維持、睡眠時の姿勢の調整、ストレスの管理などが含まれます。特に、脂っこい食べ物、カフェイン、アルコール、タバコの摂取を控えることは、GERDの症状を軽減するのに役立ちます。また、過食を避け、小分けに食事をとることも有効です。

医師との連携 GERDと歯の健康の問題は密接に関連しているため、医師や歯科医師と密接に連携することが重要です。特に、GERDの症状がある場合は、消化器専門医の診断と治療が必要です。また、定期的な歯科検診により、口腔内の問題を早期に発見し、適切なケアを行うことが大切です。

適切なケアをご希望の方はぜひほほえみ歯科(072-673-4483)までお電話くださいませ。

ほほえみ歯科

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