歯を失った時の治療方法は?
こんにちは、ほほえみ歯科です。
お正月休みも明けて、学校やお仕事が始まる頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、ご自身の歯を失った時、どんな治療を選択しますか?
むし歯や歯周病、思わぬ事故によって歯を失ってしまうことがあります。歯を補う治療にはどのような方法があるか知らない方も多いです。それぞれの治療にはメリット・デメリットがあり、予備知識として治療方法を知っておくことは大切なことです。今回は歯を失ったときの治療方法と併せて選び方のポイントを紹介します。
歯を失ったときに補うためには以下のような治療方法が挙げられます。
①ブリッジ
②インプラント
③入れ歯
ブリッジ
失った歯の両隣の歯を削り、それらに橋をかけるように被せ物をする治療方法です。素材により保険適用するものと自由診療のものがあります。前者では銀歯になるため目立ちやすいですが、費用を抑えられるメリットがあります。後者ではセラミックなどの白い被せ物をするため、お口を大きく開けても目立ちにくいです。ただ自由診療になるため費用は高額になります。どちらも固定式のため違和感も少なく、しっかり噛むことができます。
インプラント
失った歯の顎の骨に「インプラント体」と呼ばれる人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せる治療方法です。インプラント治療の最大のメリットは自分の歯のように噛むことができ、なおかつ審美性に優れていることです。ただ保険適用にならないため費用は高額になることと、手術を必要とするため少なくとも心身に負担を与えてしまうことがデメリットとして挙げられます。
入れ歯
入れ歯はブリッジやインプラントができない症例でも失った歯を補うことができます。入れ歯のメリットは取り外しができるため常に清潔に保つことが可能です。ただ慣れるまでは噛みにくかったり、ブリッジやインプラントと比較すると審美性は劣ってしまったりすることがデメリットとして挙げられます。
「治療を選択する上でのポイント」
ご自身でも一度、情報収集をする
治療を勧められてもよくわからなかったり治療に対して不安を持ったりすることはあるでしょう。その場合はご自身でも情報収集をすることをおすすめします。なぜなら治療に関心がないと納得した治療は受けられないためです。情報収集の方法にはインターネット検索が挙げられますが、その場合は信頼できるサイトを閲覧するようにしましょう。なお担当の歯科医師から十分な説明を受けることも良い方法と言えます。
納得するまで歯科医師に相談する
治療で迷ったり不安があったりする場合は、遠慮せずに歯科医師に相談しましょう。これは患者様が後悔しないためにも大切なことです。例えば「インプラントはよくわからない治療だからブリッジを選択したけれども、後になってインプラントにすれば良かった」ということがあります。このような場合ブリッジのために削ってしまった歯は元には戻りません。後悔しないためにも、わからないことは質問し、納得したうえで治療の選択をしましょう。
一つで悩まずに治療方法をよく比較する
先述で歯を失ったときの治療方法にはブリッジ・インプラント・入れ歯があると解説しました。どの治療方法にもメリット・デメリットはあり、費用や治療期間もそれぞれ異なります。これらの治療方法をよく比較し、検討することで適切な治療方法の選択ができるでしょう。