知覚過敏の原因と対処法
こんにちは!今回は、知覚過敏についてお話しします。知覚過敏とは、歯が刺激に敏感に反応し、しみる症状を伴う問題です。多くの人が経験する症状であり、その原因と対処法について詳しく見ていきましょう。
【知覚過敏の原因】
・歯のエナメル質の摩耗
エナメル質の摩耗によって、歯の神経に刺激が伝わりやすくなります。歯科ブラッシングの誤った方法や歯ぎしり、食物の咀嚼などが原因となります。
・歯の根の露出
歯茎の退縮や歯周病の進行により、歯の根が露出することがあります。歯根はエナメル質よりも神経に近く、刺激に敏感になります。
・過度な歯の漂白
歯の漂白処理は美しい白い歯を得るために人気ですが、過度な漂白はエナメル質を傷つけ、知覚過敏を引き起こす可能性があります。
【知覚過敏の対処法】
・適切な歯磨き法の実践
歯科医師から正しい歯磨き法を学び、適切なブラッシングを行いましょう。過度な力をかけずに柔らかい歯ブラシを使用し、歯と歯茎の境目や歯の表面を丁寧に磨きます。
【知覚過敏の対処法】
・歯科医師への相談と治療
知覚過敏が継続する場合は、歯科医師に相談しましょう。歯科医師は、歯の状態を評価し、適切な治療法を提案します。フッ素の塗布や歯のシーリング、歯の表面の修復などが行われることがあります。
・専用の歯磨き剤の使用
知覚過敏専用の歯磨き剤を使用することで、歯の神経を鈍らせる効果が期待できます。フッ素やデシリン酸カリウムなどが配合された歯磨き剤は、知覚過敏を軽減するのに役立ちます。
・歯の保護
歯を保護するために、マウスガードやナイトガードの使用を検討しましょう。これらの装置は、歯ぎしりや噛みしめなどによる歯の摩耗やストレスを軽減します。
・食事の見直し
酸性食品や糖分を含む飲食物は、歯のエナメル質を脆くし知覚過敏を悪化させる可能性があります。食事の見直しを行い、口腔の健康をサポートするために栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
・歯科定期検診の受診
歯科医師の定期的な検診を受けることで、知覚過敏の管理に役立ちます。歯科医師は歯の状態を評価し、適切なケアや治療法を提案しますので、ご安心ください。
知覚過敏は個人によって異なる場合があります。適切なケアと歯科医師の指導のもと、知覚過敏を軽減し、快適な口の健康を取り戻しましょう。
◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。
お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。
(祝日のみ休診日となります)