虫歯になりやすい人ってどんな人?
みなさまこんにちは、ほほえみ歯科です。
冬本番が近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、「また虫歯になってしまった、、、」
そんな、虫歯になりやすい人の特徴をお話しします。
虫歯になりやすい人の特徴として以下が挙げられます。
①歯磨きが不十分
歯みがきの回数が1日に1回、もしくはそれ以下のような人は、
歯に食べカスが残ったままになりますし、プラークもやはりついたままになります。
菌が増えやすい環境を自ら作っているともいえますから、むし歯になりやすくなるのです。
・歯磨きは1日1回だけ
・磨き残しがある
といった人は、虫歯になりやすい傾向があります。
これは、虫歯菌を作る「歯垢」が溜まってしまうためです。
②甘いものをよく食べる
虫歯菌は糖分を吸収して「歯を溶かす酸」を発するため、
甘いものをよく食べることは虫歯の発症リスクを上昇させます。
また、歯磨きせずに長時間そのままにしておくと、さらに悪循環になります。
③食事の回数が多い
食事や間食の回数が多いと、虫歯ができやすい状態が続くため、虫歯の原因になります。
歯は脱灰と再石灰化を繰り返しています。
再石灰化には時間が必要です。
食事と食事の間をあけることでその間に再石灰化が進みます。
食事回数が多いと、再石灰化する時間がなくなってしまうため、虫歯ができやすくなります。
④口の中が渇いている
唾液の分泌量が少ない人は、虫歯になりやすい傾向があります。
唾液には、お口の中の汚れを洗い流し、細菌の活動を抑制する作用があります。
また、歯の修復を促す役割もあるため、虫歯を予防するうえでは十分な唾液の分泌も大切ですね。
⑤歯並びが良くない
歯並びが悪いと、歯みがきがしにくくなるので、むし歯になりやすくなります。
むし歯の3要素と照らし合わせてみると、
むし歯になりやすい人の特徴が当てはまっていることがわかってもらえるでしょう。
まずは、毎食後に歯磨きをする習慣を身につけましょう。
しっかり歯をクリーニングのためには、
フロス・歯間ブラシを活用すると、汚れをしっかりと取り除けます。
虫歯にならないためには、歯磨き・歯のクリーニングで虫歯菌を減らすことが重要です。
特に、寝る前の歯磨きはしっかり行いましょう。
また、クリーニング・歯石取りといったメンテナンスを受けると、
虫歯の発症リスクをさらに抑えられます。
2〜3ヶ月に1回のペースで歯医者を受診し、
定期的にお口の健康状態をチェックしてもらうことをお勧めいたします。