虫歯になりやすい人・なりにくい人

こんにちは、ほほえみ歯科です。

暖かい日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?桜の見頃もそろそろ終わりそうですね。今年はお花見に行きましたか?きれいな桜に癒された方も多いかと思います。

では今回は、虫歯になりやすい人の特徴をお話しします。

では早速ですが、虫歯になりやすい人の特徴として以下が挙げられます。

◎歯磨きが不十分・歯磨きにかける時間が短い

例えば、歯磨きの回数が1日に1回、もしくはそれ以下のような人は、歯に食べカスが残ったままになります。そうするとプラークも歯に張り付いたままになります。これは、菌が増えやすい環境を自ら作っているともいえます。このような口腔内が作られてしまうと、むし歯になりやすくなるのです。

◎間食・甘いものをよく食べる

虫歯菌は糖分を吸収して「歯を溶かす酸」を発します。よって、甘いものをよく食べること=虫歯の発症リスクを上昇させます。また、歯磨きをせずに長時間そのままにしておくと、さらに悪循環になってしまいます。

食事の回数が多い

食事や間食の回数が多いと、虫歯ができやすい状態が続くため、虫歯の原因になります。歯は脱灰と再石灰化を繰り返しています。そして、再石灰化には時間が必要です。食事と食事の間を十分に空けることでその間に再石灰化が進みます。よって、食事回数が多いと、再石灰化する時間がしっかりと確保できないため、結果的に虫歯ができやすくなります。

◎口の中が渇いている

唾液の分泌量が少ない人は、虫歯になりやすい傾向があります。そして唾液には、お口の中の汚れを洗い流し、細菌の活動を抑制する作用があります。また、歯の修復を促す役割もあるため、虫歯を予防するうえでは十分な唾液の分泌も大切ですね。このように唾液はとても大切な役割を担っているのです。

◎歯並びに問題がある

歯並びが悪いと、歯磨きがしにくいところがあります。その影響でむし歯になりやすくなります。むし歯の3要素と照らし合わせてみると、むし歯になりやすい人の特徴が当てはまっていることがわかるかと思います。まずは、毎食後に歯磨きをする習慣を身につけることが大切です。

★隅々まで歯磨きを行い、歯と歯の隙間まで意識します。そのためには、フロス・歯間ブラシを活用すると、汚れをしっかりと取り除けます。その際、しっかりと歯の側面にそわせるようにします。そうすることで残すことなく汚れを取り除くことができます。

★虫歯にならないためには、歯磨き・歯のクリーニングで虫歯菌を減らすことが重要です。特に、寝る前の歯磨きはしっかりと丁寧に行いましょう。また、クリーニング・歯石取りといったメンテナンスを受けると、虫歯の発症リスクをさらに抑えられます。個人差もありますが、多くの歯医者さんが2〜3ヶ月に1回のペースを推奨しています。当院でも、定期的にお口の健康状態をチェックしてもらうことをお勧めいたします。

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