虫歯の治療とその後
今回は、虫歯の治療とその後についてお話します。
皆様は虫歯の治療をされたことがありますか？
虫歯の治療方法には様々な種類があります。
一般的に虫歯の範囲が広かったり、神経に近いところに達していた場合は、
虫歯の部分を削り、銀色の詰め物(インレー)をいれるのが想像しやすいかと思います。
このように一度治療をして詰め物をした歯は
他の健康な歯に比べると虫歯の再発リスクが高くなります。
治療をした歯が再び虫歯になることを２次カリエスと呼びます。
◎どうして再発のリスクが高くなるのか
①詰め物の材質の劣化
月日とともに、金属の劣化などによって詰め物と歯の間に隙間ができてしまいます。
その隙間から虫歯菌が入り込んでしまうため、健康な歯に比べると虫歯のリスクは上がってしまいます。
②清掃不良
詰め物の材質によっては虫歯の原因となるプラーク(歯垢)がつきやすい物があります。
その為一度治療をした歯は念入りにお手入れをする必要があります。
③糖分、間食の摂り方
歯磨きの丁寧さに関わらず、糖分を摂りすぎない、間食を控えるだけでも虫歯のリスクは下げることはできます。
◎どうしたら二次カリエスを防げるの？
①二次カリエスになりにくい詰め物の材質を選択する
保険治療で用いられる銀色の詰め物は安価というメリットがありますが、
その分劣化しやすかったり、汚れが付着しやすいなどのデメリットもあります。
一方で保険外にはなりますがセラミックなどの自費治療の場合、
劣化しにくく、汚れがつきにくいため、二次カリエスを防ぐことができます。
②定期的なメンテナンスを受ける
いかがでしたか？
一度治療したから安心というわけではなく、その後のケアもしっかりと行っていきましょう。
