親知らず生えてますか?

親知らず生えてますか?

親知らずと聞くと抜かないといけない、痛いといったイメージをもっている方もいらっしゃるかもしれません。

親知らずは絶対に抜かないといけないわけではありませんが、親知らずについて正しく知っておかないと虫歯や歯周病の原因となってしまう可能性があります。

親知らずってどの歯のこと?

親知らずとは、前から数えて8番目の歯のことで、多くの方が20歳前後に生えてきます。

なぜ抜く必要があるの?

親知らずとは、前から数えて8番目の歯のことで、多くの方が20歳前後に生えてきます。

親知らずがまっすぐ生えてくる方は少なく、正しく噛み合っていないために汚れがたくさん付着していることが多くあります。隣の歯を押してその歯が虫歯になってしまったり、歯並びを乱して噛み合わせを悪くしてしまう可能性もあります。さらに、歯ブラシが届きにくく、上手に磨くことが難しい歯でもあります。

これらが理由の他にも、歯茎の腫れや口臭の原因になりやすいなど、親知らずを抜く理由はたくさんあります。

抜いた後はどうするの?

抜歯直後はガーゼで圧迫止血を行ったり、場合によっては縫合糸で縫合をします。

圧迫止血の場合は抜歯後20分ガーゼを噛んでもらい、その後は通常通り生活していただけます。縫合糸で縫合する場合は、抜歯一週間後に来院していただき、ドクターに抜糸をしてもらいます。

抜歯後の痛みは個人差があるため、当院では必ず抗生剤と痛み止めをお渡しさせていただきますので、痛みが出た場合が我慢せずに痛み止めを服用してください。

稀に腫れが生じる場合がありますが、その場合は冷たいタオルなどで頬の上から優しく冷やしていただけるとじきに腫れも治ってきます。

レベル別 親知らずの生え方

『レベル1:まっすぐタイプ』

まっすぐ生えている場合でも顎の奥にスペースがない場合や歯周病が進行している場合などに抜歯をすることがあります。

通常の奥歯の抜歯と同じか、少し難易度が高い抜歯になります。

 『レベル2:斜め(半埋伏)タイプ』

親知らずが歯茎の表面に対して斜めに生えて、手前の奥歯にぶつかり移動することができなくなっていることがあります。

下の歯の親知らずでよく見られますが、上の歯でもまれにあります。

『レベル3:水平半埋伏タイプ』

 親知らずが埋まっている状態で完全に倒れ込み、前の歯の根の部分を横から押すように生えていることがあります。ほとんどが下顎で起こります。

抜歯は顎の骨を少し削ったり、親知らずを2~3個に分割してから取り出したりすることがあります。

ご自身の親知らずがどのレベルなのかは事前のレントゲン撮影ですぐにわかります。

当院で抜歯をご希望の場合は、当院ドクターが責任をもって行わせていただきますので、親知らずの抜歯をお考えの方は是非一度ご来院ください。

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