顎関節症とは?症状と対処法について知ろう

こんにちは!今回は顎関節症についてお話しします。顎関節症は、顎の関節や周囲の組織に起こる痛みや不快感を伴う疾患です。口の開閉や咀嚼に支障をきたすことがあり、生活の質に大きな影響を与えることがあります。では、顎関節症の症状や対処法について見ていきましょう。

顎関節症の症状は個人によって異なりますが、一般的な症状としては以下のようなものがあります。

・顎や顔の痛み

顎関節周辺や顔の筋肉が痛むことがあります。特に口を開けたり閉じたりする動作や咀嚼時に痛みを感じることがあります。

・開口制限

口が十分に開かない、閉じにくいといった制限が生じることがあります。

・音や異常

開閉時にクリック音やカクカク感を感じることがあります。また、顎の関節や周辺組織の異常感を感じることもあります。

・顎の腫れや炎症

顎関節症によって、顎の周辺に腫れや炎症が生じることがあります。

★顎関節症の原因は複数ありますが、以下の要素が関与することが多いです。

・咬筋や顎関節の過度の使用

頻繁な歯ぎしりや咬み合わせの異常など、咬筋や顎関節に負担をかける要因が関与することがあります。

・顎関節の損傷や変形

事故や外傷、関節の形態的な異常などが顎関節症の原因になることがあります。

ストレスや精神的な要素: ストレスや不規則な生活習慣、精神的な負担が顎関節症の原因になることがあります。ストレスや不規則な生活習慣は、顎の筋肉の緊張や咬筋の異常な活動を引き起こし、顎関節症の発症につながることがあります。

顎関節症に対する対処法としては、以下のような方法があります。

・休息とストレス管理

顎の筋肉や関節に負担をかけないように休息をとりましょう。ストレスを軽減するために、リラクゼーション法やストレス管理の方法を取り入れることも有効です。

・温湿布や冷却パックの使用

痛みや腫れを軽減するために、顎関節周辺に温湿布や冷却パックを当てることがあります。炎症を和らげる効果がありますが、個人の感覚に合わせて使い方に注意しましょう。

・咬合調整

歯の噛み合わせの異常が顎関節症の原因となる場合、歯科医師による咬合調整が行われることがあります。噛み合わせを正常な位置に調整することで、顎関節の負担を軽減できます。

・物理療法やエクササイズ

歯科医師や理学療法士による物理療法やエクササイズが行われることもあります。筋肉の強化や関節の可動性を改善することで、症状の緩和が期待できます。

・食事や生活習慣の見直し

食事の摂り方や生活習慣に注意を払うことも大切です。硬い食べ物や大きな口を開ける動作を避け、バランスの良い食事や咀嚼に注意しましょう。

顎関節症は個人によって症状や原因が異なるため、適切な治療やアドバイスを受けることが重要です。歯科医師や口腔外科医に相談し、適切な診断と治療プランを受けることをおすすめします。

◎当院は土曜日・日曜日の診療も行なっております。

お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。

(祝日のみ休診日となります)

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