顎関節症(がくかんせつしょう)
こんにちは。ほほえみ歯科です。顎関節症という言葉を聞いたことはありませんか?
食事の際、顎を開けると関節が鳴る・他にも口が大きく開かない・開こうとすると痛みが生じるという方はいないでしょうか。以上の三つは顎関節症の三大症状と言われています。
顎関節症の原因については、実は、はっきりとしたものがまだ判明していません。さまざまなものが複合的に作用して発症すると言われています。例えばどんなことでしょうか?原因と考えられているものの一つに噛み合わせがあります。日ごろから片方の顎だけで物を噛んでいると、噛み合わせが歪み顎関節症になるという報告があります。
この他に挙げられる原因の候補として、以下のものがあります。
うつ伏せで寝る・顔の片方側ばかりが枕と接している・歯ぎしり癖がある・長時間同じ姿勢でいる・歯を食いしばる癖がある・頬杖をつく
私たちの日常生活の中に、顎関節症の原因が沢山潜んでいます。まずはこれらの生活習慣を改善することが、顎関節症治療の第一歩と言えます。
★女性患者が多い
顎関節症は20代から30代の女性に多い傾向があり、その原因の一つがストレスです。ストレスが原因で?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の20代から30代の女性の中には、社会に進出して活躍されている方が少なくなりません。そして、仕事にまつわるストレスを日々受けている方が多くいます。女性は男性よりもストレスに敏感であるという特徴がありますので、無意識に歯を食いしばっている方が多いということです。さらに、女性は男性よりも顎が小さく、顎の筋肉量も男性より少ないという特徴もあります。そのような特徴より、20代から30代の女性に顎関節症の症状が多く見られるようになったのです。
★何科を受診する?
あごの痛みや音が気になる場合、まずは歯科や口腔外科を受診しましょう。かかりつけの歯科医がいるのであれば、いつも受診している歯科医院で相談することがおすすめです。診察を受けて調べた結果、顎の痛みや音の原因が歯や顎でない場合もあります。既往歴がある場合は、かかりつけの医院などで顎の症状について相談することも良いと思います。また精神的ストレスが原因で発症した顎関節症の場合、ストレスの原因がなくなると自然に症状が消失することも少なくありません。とはいえ、そもままストレスがなくなるまで様子を見る・症状が重くないからと治療せずにいると、のちに重症化してしまうケースも考えられます。症状が続く場合は、クリニックなどで相談することも検討してみましょう。
◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。
お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。
(祝日のみ休診日となります)
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