食いしばりで起こる影響は?

こんにちは、ほほえみ歯科です。

普段の生活の中や、就寝中に、歯を無意識に食いしばっていることはないですか?

食いしばりとは上下の歯を合わせて過度にグッと力を入れてしまうことを言います。食いしばりは日中だけでなく、寝ている間に引き起こされることもあります。寝ている間の方が、日中活動している間に比べて入る力が強くなってしまい、その分負担も大きくなってしまいます。歯を食いしばることで、歯を失ってしまう原因となることがあります。また、肩こりや頭痛の原因になることもございますので、注意が必要です。

◎食いしばりの原因

無意識に起こってしまう食いしばりですが、重たい荷物を運ぶ仕事やスポーツなどでも食いしばりは起こります。身体は歯を食いしばって大きな力を発揮し集中力を高めようとするので、特にスポーツは力を使うものに限らず、野球やボクシングなどさまざまな競技で起きる可能性が十分に考えられます。そして、睡眠中や何かに集中しているときにも起こってしまいます。食いしばりは日中だけには限らないということです。ギリギリといった歯ぎしりのような音はなくても、無意識だからこそ相当な力をかけ続けることになります。また仕事や趣味などに集中していると食いしばっている、という場合もあります。

◎食いしばりのデメリット

なかには、「ストレスの解消ができるなら、そのままでもいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、食いしばりがさまざまな不調を引き起こす原因となることがあります。

歯の欠損

強い力で歯を噛みしめているため、歯の欠損や摩耗の原因となることがあります。これが引き金となり、知覚過敏になってしまう人も。また、虫歯治療時の歯の詰め物などが破損しやすくなることもあり、さまざまなお口の中のトラブルの原因となります。

歯周病や顎関節症

歯を失う代表的な原因の一つである歯周病や、あごのトラブルである顎関節症といったお口の中の病気を引き起こすことがあります。

頭痛や肩こり

食いしばる頻度が高いと顔周りの筋肉が緊張してしまいます。その結果、肩こりや頭痛といったお口の中以外の場所に悪影響を及ぼすこともあるのです。

◎食いしばりを予防する

就寝中にマウスピースを付ける

日中とは違って、意識することのできない睡眠時ではどのように予防すればいいのでしょうか? 睡眠時の食いしばりが最も歯や歯ぐきに強い力が加わっています。睡眠時の食いしばりは放置せずに、適切に治療をおこなうことが望ましいとされています。睡眠時の予防方法として挙げられるのがマウスピースです。ナイトガードと呼ばれています。

ストレスを発散する

原因となるストレスを発散するのも、予防方法の一つです。仕事中に食いしばりをしてしまう場合はストレッチをしたり、定期的に深呼吸をしたりするなど、何かとリラックスできる時間を意図的に作ることが大切です。ストレス社会である現代において、食いしばりがクセになっている人は決して珍しいことではありません。そして何より予防するためには、日頃から意識することがとても大切です。

◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。

お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。

(祝日のみ休診日となります)

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