あけましておめでとうございます
新年、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ほほえみ歯科は、本日1月4日(水)より診療しております。
ご来院をご希望の場合は、まずは一度お電話をお願いいたします。
さて、みなさまは、年末年始をどのように過ごされましたでしょうか?
「お餅を食べたら歯の詰め物・被せ物が取れてしまった」
年始になると、毎年このような患者様がいらっしゃいます。そのようなことが起きた場合、以下のことを気をつけていただきたいのです。
「詰め物が取れてしまったら、自分ではめ直さずに歯医者さんへ」
・無理にはめ直さない
取れてしまった詰め物は、無理にはめ直してはいけません。自分の手で元通りに戻すことは難しく、無理に入れ直すことで詰め物を変形させたり、歯を痛めたりすることもあります。再び取れてしまう可能性も高く、その際に誤って飲み込んでしまうと危険です。
・取れた詰め物は保管しておく
取れてしまった詰め物は、何か入れ物に入れて保管をしておき、受診時に持参してみてもらいましょう。金属製の詰め物などは、劣化の程度によっては再度入れてもらうこともできます。きちんと管理しておかないと、なくしてしまうだけでなく、変形させてしまったりすることがあります。
「詰め物が取れたところが黒くなっているのはなぜ?」
取れた後の歯が黒くなっている場合には、虫歯のこともあれば、接着剤として使われたセメントが黒く変色しているケース、詰め物として入れていた金属が原因のケースなどが考えられます。
「放置せずに歯医者さんに行こう」
虫歯の治療をして詰め物をしていた場所は、詰め物が取れてしまうとそこからまた虫歯になる危険性があります。歯の詰め物が取れてしまったときにかかる歯医者さんは、詰め物の治療をしてもらった歯医者さんでなくても特に問題はありません。詰め物をした歯医者さんでなくても事情を話せば治療をしてもらえますので、都合のよい近くの歯医者さんにかかりましょう。
旅行先などで取れてしまった場合には応急手当をしてもらい、自宅に戻ってから地元で通院できる歯医者さんに再度診てもらうようにします。
治療せずに放置してしまうと、以下のようなトラブルが生じる可能性があります。
「放置すると虫歯になる」
詰め物が取れてすぐに虫歯になるわけではなく、2週間程度はそのままでも虫歯が進行する可能性は低いので慌てないようにしましょう。しかし、長期間放置すれば虫歯のリスクは高まります。遅くとも一カ月以内には歯医者さんを受診することが大切です。
「かみ合わせが悪くなる」
歯の詰め物は、詰め物をした状態のかみ合わせを考慮して作られています。そのため詰め物が取れてしまうと、歯のかみ合わせが不安定な状態になります。長い間放置してしまうとかみ合わせがよくない状態が続き、あごの痛みや頭痛などを引き起こす可能性もあります。
「歯周病になる」
詰め物が取れた部分は、食事をしたときに食べ物のカスが詰まりやすくなっています。食べ物のカスをえさにする歯周病菌の活動が活発になり、歯周病を引き起こすことがあるのです。
いかがでしたか?痛みがある場合は、我慢せずに歯科医院を受診しましょう。