初期虫歯とは?
こんにちは、ほほえみ歯科です。
初期虫歯をご存知ですか?初期虫歯とは、治療するほどの段階ではありませんが、しっかりとケアしていく必要があります。本日は、初期虫歯について、お話しします。
虫歯はできるだけ初期のうちに発見し、治療に取り組むことが重要です。そのためには、初期虫歯について理解を深めておかなければなりません。
そこで、虫歯の原因や特徴、症状について知りたい方のために、押さえておきたいポイントを解説します。
この記事を読むことによって虫歯の予防や早期発見ができるようになり、適切な治療に取り組めるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
「そもそも虫歯の原因とは?」
虫歯は、細菌感染によって発症する病気です。歯の表面にできる歯垢(プラーク)に繁殖する細菌の働きで歯のエナメル質が溶かされ、虫歯につながっていきます。
歯垢の原因
歯垢は、細菌のかたまりであるとともに、細菌の住み家でもあります。歯磨きを怠ってしまったような場合に発生し、ねばねばしていることからうがいなどでは落とせません。
人によっては、唾液の分泌量が少ないために口の中に汚れが蓄積しやすく、歯垢が溜まりやすくなっている方もいます。 口の中の乾燥を感じることが多い方は、特に注意が必要です。
細菌の栄養源は糖分
虫歯菌は、砂糖(糖分)を栄養源として成長します。そのため、普段から糖分を多く含む食べ物や飲み物をとることが多い方は、虫歯のリスクが高まってしまいます。
それに加えて適切な歯磨きができていない場合は虫歯になりやすいです。
虫歯の段階で治療に取り組めるようにしましょう。そもそも、どういったものが該当するのかから解説します。
「初期虫歯の特徴は」
歯に穴は開いていない
初期段階の虫歯では、歯に穴は開いていません。小さな穴が開いた段階を初期虫歯と考えてしまうことがありますが、穴が開いた場合は中期以降となります。
初期虫歯は健康な歯とほとんど変わりなく、舌で触ってみても他の歯と違いはありません。そのため、なかなか初期の段階で気づくことが難しいといえるでしょう。
穴が開いてからようやく虫歯に気付く方が多いです。
痛みはない
痛みについても初期の段階ではありません。そもそもなぜ歯が痛むのかというと、大きな原因は歯の神経が外から刺激を受けることが関係しています。
神経は歯の内部にあるため、刺激を受けるのは、歯に穴が開いた段階です。初期段階は歯に穴が開いていないため、痛みを感じることはありません。もし、すでに痛みを感じる虫歯がある場合は中期以降と判断し、できるだけ早く治療に取り組むようにしましょう。
何事も、早期発見が大切になってきます。定期的な検診やメンテナンスに通いましょう!!