筋機能矯正装置(トレーナーシステム)
みなさまこんにちは。
ほほえみ歯科です。
お子様の将来の歯並びが気になったことはありますか?
歯並びの安定にとって、とても大切なのは口腔の周囲に有る筋肉のバランスが整っている事です。
「子供の歯並びを悪くする原因」
乳歯の異常
生えてきた乳歯に異常がある場合も、生え変わりで生えてくる永久歯の歯並びに影響するといわれています。
乳歯の虫歯
根元まで虫歯になってしまうと、上手く生え変わることができず、永久歯に影響がでてしまいます。
乳歯の早期喪失
永久歯が生えてくる準備が整っていない時期に乳歯が無くなってしまうと、永久歯が見当違いの方向をむきながら生えてきてしまうことがあります。通常永久歯は、乳歯が生えていた場所に入れ替わりで生えてくるものですが、乳歯が無い状態で永久歯が作られると永久歯の場所が不安定になってしまうからです。
癒合歯(ゆごうし)
2本の歯がくっついて1本になってしまっている歯のことを指します。子供の1%~3%が癒合歯を持っているといわれています。癒合歯は通常よりも虫歯になりやすく、更には永久歯の本数が足りなくなっていることや、生え変わりのときに上手く抜けないことが多いので、癒合歯を確認した場合は歯科医師への相談が必須です。
過剰歯(かじょうし)
通常、乳歯は全部で20本ですが、まれに21本目、22本目の歯が生えてくることがあります。これを過剰歯と呼び、歯科医師への相談が必須となります。過剰歯が永久歯の邪魔をし、永久歯が出てこないことや、歯並びが悪くなる恐れがあります。
当院では、筋機能矯正装置と併用して口腔筋機能療法(MFT)を行い唇を閉じる筋肉と舌を挙げる筋肉を整えるようにしています。
口腔筋機能療法(MFT)とは?
歯は骨と筋肉(頬や舌)で囲まれています。その筋肉がバランスよく機能していないと、装置で治療しても悪い歯ならびに戻ってしまいます。正しいかみ合わせの機能を得るためには、悪い癖を治すことやトレーンニングが必要です。
歯並びや咬み合わせの形成には、遺伝だけでなく幼少期の生活習慣や癖なども大きな影響を及ぼしています。
歯並びが乱れる癖や習慣
子どもの身体は成長段階にあるため、柔軟で比較的小さな負荷でも歯並びやかみ合わせに悪影響を与えてしまいます。こうした悪影響を招く原因として、以下のものが挙げられます。
「指しゃぶり」
指しゃぶりは、指で上下のかみ合わせを悪くする状態になるほか、上の前歯を裏から押し続けることになるため、開咬や上顎前突を引き起こしやすくなります。
「爪や唇を噛む」
爪や唇をかむ癖は、歯や歯ぐきに大きな負担になります。不自然な顎の動きが習慣化して、顎関節に悪影響を及ぼします。
「口呼吸」
慢性的な鼻炎などで鼻がつまり口呼吸が習慣化すると、常に口が開いた状態になり、顔面の筋肉や骨格、かみ合わせに悪影響を及ぼします。
「舌で歯を押す」
常に舌で前歯を押し出したり、食べ物を飲み込むときに舌を出したりする癖を舌癖と言います。舌癖は前歯の歯並びに悪影響を及ぼします。
期待できる効果
・歯ならびの改善
・受け口や出っ歯の改善
・かみ合わせの改善
・口呼吸を鼻呼吸へ
・お口ポカンの改善
歯列矯正用咬合誘導装置(T4K トレーナー)の治療対象 最適年齢5~8歳
1. 正しい位置に舌を置きます
2. 歯列と顎の位置を合わせます
3. 口から呼吸するのを防ぎます
4. 歯並びと顔貌の発達を改善します
こちらの装置をもちいて行います。
これだけでは矯正がうまくいかず、トレーニングが必要です。