親知らずについて
「親知らず」とは
親知らずは最前方の前歯から数えて8番目にあり、
永久歯(大人の歯)の中で最後に発育します。
親知らずの生える時期は、10代後半から20代前半であり
生えてくる時期も人それぞれであることが特徴です。
そして、本数も人それぞれなのです。
親知らずは傾斜してまっすぐに生えてこなかったり、
水平位に埋伏したりするなど、高頻度に萌出異常を起こします。
また、親知らずは一番奥に位置するので、
ブラッシングが行き届かず、虫歯になりやすい歯でもあります。
○親知らずの生え方、種類
現在では、親知らずが正しく生えている人は3割程度と言われており、
残りの7割の人は親知らずが斜めに生えたり埋伏したりしています。
○抜歯しないケース
親知らずが上下で正常に生えて噛み合っている場合は、特に抜く必要がありません。
親知らずが原因で違和感が出たり、周りの歯に影響を与えるような場合は
抜くことを考える必要があります。
○抜歯した方がいいケース
・親知らずに虫歯や歯周病の進行が確認でき、腫れや痛みを繰り返している状態
・欠損や抜歯によって上下に噛み合う親知らずがない状態
などが挙げられます。
◎親知らずが生えてきたり、その影響で違和感や痛みが生じる場合はお気軽にご相談下さいね。