虫歯の進行と治療
こんにちは、ほほえみ歯科です^^
これまで虫歯になったことはありますか?
虫歯は菌による感染症です。お口の中にいる細菌は、私たちが食べたものから栄養を吸収して酸を作り出し、その酸が歯を溶かすとやがて穴が開き虫歯になります。また、虫歯はレベルがあります。そして、進行してしまった歯は自然に治すことはできません。そのため早期発見、早期治療を行なうことで、歯を守っていくことが大切です。
「エナメル質の虫歯の場合」
この段階では痛みを感じていません。ただ、小さく黒ずんだ穴ができてきます。この段階では気づける方は少ないですが、まれにしみる症状があるため、違和感を感じたら診察を受けて見てもらいましょう。治療方法は、虫歯になった部分だけを削って、穴が開いた部分につめものをします。
「象牙質の虫歯の場合」
酸が歯の表面のエナメル質を溶かして、象牙質に虫歯が進んでいる状態です。この段階で初めて冷たいものがしみる症状が出てきます。この段階での治療は、比較的早い治療期間で済みますので、このしみる初期症状を感じたらなるべく早く診察を受けて治療を行ないましょう。治療方法は、上記と同じく虫歯部分を削って、その穴に樹脂でつめものをします。
「神経まで侵食した虫歯の場合」
この状態になると、神経の部分に到達するので、多くの場合ズキズキとした痛みが出てきます。虫歯の部分を削るだけでなく、ひどい場合には神経まで取り除き、細い針状の器具を使って歯の根っこをお掃除してからかぶせものをします。
「歯の根まで侵食した虫歯の場合」
ここまで浸食されてしまうと神経自体が死んでしまうため、強い痛みが治まってきます。しかし、痛みがないから大丈夫かな?と思って放置していると非常に危険です。この状態のままでいると、歯が抜けた状態になるため隣の歯が倒れこんできてしまい、その影響でかみ合わせが悪くなります。また歯の痛みはなくても、歯の周囲に膿がたまり、歯茎が腫れるなどの強い炎症を起こすことがあります。治療方法は、抜歯をしてから、入れ歯やブリッジ、インプラントなどで補うことになります。
虫歯は、隣や下の歯にうつることはありません。ただし、もともと虫歯になりやすい場所が虫歯になると、接している歯も虫歯になっていることが多くあります。また、虫歯と知覚過敏の痛みの症状は似ている点が多く、冷たいものを飲んだ時や指で触った時などに痛みを感じたり、しみたりすることがあります。正確に見分けることはなかなか難しいです。違和感を感じたときは早めに歯科医院に受診されることをおすすめします。
◎当院は、土日の診療も行なっております。平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。
(祝日のみ休診日となります)
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