舌のケアをしましょう
こんにちは、ほほえみ歯科です(^^)
今回は舌苔(ぜったい)についてお話しします。
皆さまは舌苔という言葉を聞いた事はありますか?お口にどんな影響があるでしょうか?
舌苔が発生するメカニズムを知り、しっかりと舌のケアをしていきましょう!
「舌苔とは?」
舌苔(ぜったい)とは、舌の表面の凹凸に付着した細菌や汚れの塊のことを言います。これは口臭だけでなく、味が感じにくくなることもあります。年齢を問わず発生するのです。また、舌の動きが弱くなる、少なくなるとより顕著にあらわれます。しっかりと食べ物を噛む、普段からいっぱいお話をしたり、歌を歌ったりして唾液の分泌を促すのも必要になります。食事の際には、食べ物をよく噛んで飲み込む動作によって、舌は動き続けています。しかし、やわらかいものをほとんど咀嚼せずに飲み込む場合や、少ない会話で生活をしている場合などに、舌の動きが低下し舌苔が付きやすくなる傾向があるのです。
「舌苔の原因は?」
舌苔の原因としては、次のようなものが考えられています。
・舌の動き、唾液の分泌量の低下
・口呼吸をする
・ストレスで口腔内が乾燥する
・口腔内の清掃不足
・消化機能の不調
・栄養不足や免疫力の低下
・薬の副作用
・喫煙
朝起きた時や人と会う前に自分の口臭がどうしても気になってしまうことはありませんか?生活習慣や磨き残しはもちろんですが、舌苔の付着も大きな原因なのです。お口の中には細菌が多く、たんぱく質を分解して口臭をつくってしまいます。特に就寝時はお口の中が乾燥しやすい環境にある為、舌苔の付着量が1日の中で一番多いと言われています。きれいにしたい気持ちから過剰にケアをしたり、こすったりするのは逆効果のため厳禁です。
「セルフチェックをしてみましょう」
このように舌苔の原因はさまざまですが、健康な方の場合でも、舌苔が付くことはあります。口腔内が不潔だったり、乾燥したりする場合は注意が必要です。特に以下のような習慣をお持ちの方は、舌苔が付きやすいタイプです。セルフチェックしてみましょう。
①食後や就寝前に歯磨きをしないことがある
②口呼吸または口が開く癖がある
③過度なストレスを抱えている
口臭を気にしてしまうと、人と話すのを控えたり、口を開けてはっきり話すことをためらったりすることがあるかもしれません。すると唾液の分泌量が減り、舌苔を増やしてしまう可能性があります。また最近では、マスクをすることで息苦しくて口呼吸になると、口が乾燥し、舌苔を増やす原因になるため、日常生活の中でも注意が必要です。
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