歯を抜いた後の過ごし方
こんにちは、ほほえみ歯科です。今回は「抜歯後の注意事項」についてご説明いたします。抜歯とは歯を抜く事です。本来は歯を抜かずに、ご自身の健康な歯で食事を楽しむ事が理想ですが、歯の状態によっては、残念ながら抜かざるを得ない時があります。
〜抜歯後の過ごし方については、下記のことにご注意ください〜
◎抜歯後１０～１５分ほどガーゼを咬んで圧迫止血をします。
一般的に翌日くらいまで唾液に血がうっすらと混じる程度の出血は続きます。気持ち悪い感じが続くかと思いますが、その点はあまり気にせずお過ごしください。
◎麻酔は部位や個人差がありますが２～３時間程度は効いています。
この間はなるべく飲食は避けてください。理由としては、麻酔により感覚が鈍いため普通に食べているつもりでも火傷したり、ほっぺたや舌を咬んでしまうことがあるからです。どうしても食事しなければならないときは、冷まして、ゆっくりと食べるようにしてください。
◎血の味がして気になるかも知れませんが、２～３日は強いブクブクうがいは避けてください。
抜歯後は抜いた穴に溜まった血が固まってカサブタのような役目をして治っていきますが、強いうがいをするとカサブタが取れてしまい、再出血し痛みの原因とな理ます。歯磨きもキズの周囲は２～３日避けてください。離れた部位は大丈夫ですが、うがいの際はお気を付けくださいね。
◎当日は湯船に浸かったり、お酒、運動はやめましょう。
これは血圧の上昇による出血や痛みを避けるためです。シャワー程度ですと問題ありません。
◎痛みや出血が止まらない場合、お薬を飲んで異常があった場合は遠慮せず早めに医院にご連絡ください。
清潔なガーゼがあれば、噛んで止血を試みてください。それでも止まらないようでしたら医院や救急にご連絡をお願い致します。
◎お薬は指示に従ってきちんとお飲みください。普段飲まれているお薬がある場合はお薬手帳と合わせて必ずお知らせください。
お薬によっては組み合わせが良くないものもありますので、お薬手帳をお持ちの場合はご提示していただけると安心です。なお、薬による副作用があった場合は服用を中止しすぐに医院にご連絡ください。
◎お食事は麻酔が切れた後であれば普通にしていただいて結構です。
ただし、あまり固いものや刺激の強いもの（辛い物など）は避けて下さい。お食事をしっかりとって体力をつけた方が傷の治りも早いです。傷口が余計に炎症を起こしてしまう可能性があります。
◎後日、消毒や経過の確認でお越し頂くこともあります。
異常なく正常治癒しているかを確認するためでもございますので、なるべくお越しください。傷口を縫っている場合の糸取りは必ずお越しくださいね。
