歯石を放っておくと起こる影響は?
こんにちは、ほほえみ歯科です。
歯石という言葉を聞いたことはありますか?
歯石とは、歯に付着したプラーク(細菌と食べ物残りなどからなる粘着性のバイオフィルム)が時間とともに硬化したものです。プラークは毎日形成され、歯磨きにより除去することが可能です。しかし、プラークが適切に除去されないと、数日で硬化して歯石となり、歯ブラシやデンタルフロスでは取り除くことができません。
★歯石は主に2つのタイプがあります
①上部歯石
歯茎の縁から2-3mm以下の部分に形成されます。見た目は黄色から茶色で、これが最も一般的な歯石です。
②下部歯石
歯茎線の下、歯根の近くに形成されます。これは上部歯石より取り除くのが難しく、歯周病を引き起こす可能性があります。
歯石は虫歯や歯周病(歯肉炎や歯周炎)のリスクを高めます。これは、歯石が更にプラークを引き寄せ、その表面で細菌が繁殖しやすくなるためです。また、歯石は口臭の一因ともなります。
★歯石を予防するためには、毎日の適切な口腔衛生が必要です
毎日2回のブラッシングと、デンタルフロスや歯間ブラシの使用を心がけましょう。さらに、定期的な歯科検診と歯石除去も必要になります。特に、歯石除去は、歯石を完全に取り除き、口腔内の健康を維持するのに重要です。
歯石取りは口腔衛生の重要な一部であり、定期的なメンテナンスにおいて不可欠です。歯石は、プラークと呼ばれる細菌の膜が歯に固着し、時間が経つと硬化することで形成されます。歯ブラシやデンタルフロスだけでは除去できないため、歯医者さんによる専門的な処置が必要です。
歯石は、虫歯や歯周病の主要な原因であり、これらの病気は歯や歯肉を破壊し、最終的には歯の喪失につながる可能性があります。したがって、定期的な歯石取りは、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。
さらに、歯石は見た目にも良くないため、審美面でも重要な問題となります。歯石取りは、口腔内を清潔に保つだけでなく、美しい笑顔を維持するためにも重要です。
また、歯石は口臭の原因となる可能性もあります。口臭は社会生活に影響を及ぼす可能性があるため、これを防ぐためにも歯石取りが必要となります。
では、本日のまとめです。歯石取りは口腔衛生を保つため、また、虫歯や歯周病を予防するため、そして、見た目と口臭を改善するためにとても重要です。これらの理由から、定期的なメンテナンスと、歯石とりは推奨されています。
気になることがございましたらお気軽にお問合せください。
◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。
お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。
(祝日のみ休診日となります)