口腔機能低下症とは?
みなさんこんにちは。
今回は「口腔機能低下症」についてお話します。
はじめに、口腔機能低下症とはなんでしょうか?
これは加齢や疾患、障害など様々な要因で口腔内の機能が低下してしまう症状です。
この症状には5つの機能の低下があり、簡単に説明すると以下のとおりです。
「感覚」食事や発声時口腔内の状態を感じ理解する機能
「咀嚼」食べ物を噛む機能
「唾液」食事や清潔にする為唾液を分泌する機能
「嚥下」食べ物、飲み物、唾液を飲み込む機能
「構音」舌や唇を使って言葉を作る機能
これらの症状を放置してしまうと重い口腔機能障害を起こし、
全身の健康に関わる問題となってしまいます。
では、口腔機能低下症にならない為にはどうすれば良いでしょうか?
①虫歯や歯周病の疑いがある場合、放置しないこと
②入れ歯、インプラント、ブリッジなど噛める歯を維持すること
③普段からよく噛むよう心がけること
④柔らかいものに偏らず、栄養バランスを考えた食事を意識すること
こんな症状はありませんか?
・食べ物が口に残るようになった
・口の中がよく乾くようになった
・食事の時にむせやすくなった
・固い物が食べにくくなった
・食事の時間が長くなった
・食べこぼしをするようになった
・滑舌が悪くなった
もし1つでも当てはまるようでしたら、早めに歯科を受診して口腔ケアで改善しましょう。
相談のみでも構いませんので、お話を聞きにいらっしゃってください。