食生活や生活習慣で虫歯予防ができるんです!
食生活や生活習慣で虫歯予防ができるんです!
虫歯や歯周病のかかりやすさは、歯の質や唾液の質など遺伝的な部分も関わってはきますが、多くの場合は食生活や生活習慣が大きく影響していることをご存知ですか?
そのため、あまり関係がなさそうな食生活や生活習慣を改善することにより、虫歯や歯周病は予防が可能な病気なんです!
歯を悪くしてしまう食生活や生活習慣
まず、歯を悪くしてしまう食生活や生活習慣をいくつかご紹介します。
・寝るときに歯磨きをしない
・深酒をすることが多い
・喫煙習慣がある
・間食を頻繁にする
・砂糖が入った飴やガムをよく食べる
・酸っぱいものや、炭酸飲料をよく摂取する
・歯ぎしりや食いしばりをする
・異常がおきてから歯医者へ行く
・口呼吸をしている
上記、当てはまることがある場合は注意が必要です。
歯を悪くしないための食生活、生活習慣
次に、歯を悪くしないための食生活や生活習慣をいくつかご紹介します。
・間食をなるべく控える
食事をとる回数が増えるほど、歯にプラーク(歯垢)がつきやすくなってしまうため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。特にだらだら食べをすることがよくないので間食はなるべく控えるようにしましょう。
・糖分の摂りすぎに注意
糖分は虫歯菌の大好物です。砂糖入りの飲み物やお菓子、お食事の糖質は注意が必要となりますので、バランスの取れた食事を心がけましょう。
・寝る前に食べない
睡眠中は唾液の分泌が大幅に減少してしまい、唾液による自浄作用が落ちてしまいます。歯磨きでは100%汚れを取り切ることは不可能なため、夜食を食べる習慣があると、その後に歯磨きをしたとしても、磨き残しによる虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
・柔らかいものばかりは食べない
柔らかい加工食品ばかり食べていると、唾液の分泌がきちんと行われないようになり。細菌がお口の中で繁殖しやすい状態になり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
・酸性食品の摂りすぎに注意
酸っぱいものや炭酸飲料は摂りすぎると歯を酸で溶かしてしまうため、摂りすぎには注意が必要です。
・タバコを極力吸わない
タバコは歯周病の危険因子で、歯周病のリスクが5.4倍高まることが調査の結果わかっています。歯の健康を考えるなら、できればタバコは吸わないことをお勧めします。
・歯磨きは1日2回ポイントを押さえた磨き方をする
歯はたくさん磨けばいいというものではありません。何度も歯磨きをすると逆に歯や歯磨きを痛めてしまうこともあるので、最低朝と夜の2回は磨くようにしましょう。また、ポイントを押さえた磨き方をすることで虫歯や歯周病を予防していくことができます。具体的に、奥歯の溝、歯と歯茎の境目、歯と歯の間にしっかり歯ブラシの毛先を当てるように磨くと良いでしょう。
・歯ぎしりや食いしばりの対策をする
就寝中の歯ぎしりや食いしばりは意識して止めることができません。そのため、保険でマウスピースを作り、歯を守っていくことができるので歯医者さんへご相談ください。
・歯医者さんで定期的なメンテナンスを受ける
歯に異常がおきてから歯医者に行っても進行を止めることしかできません。歯医者さんで定期的にメンテナンスを受け、虫歯や歯周病を予防していくことで、健康な歯を維持していくことができます。
虫歯や歯周病は歯磨きだけでなく、日々の習慣をどうしていくかがとても大切になります。ご自身の歯を守っていくために、一度食生活や生活習慣を見直してみるのはいかがでしょうか?