親知らずを抜くと腫れるのはどうして?
親知らずを抜歯する場合、治療に要する時間、からだへの負担は、
親知らずのかたちや生えかたによって変わります。
親知らずを抜くことによる影響は以下の通りです
・親知らずを抜くために歯ぐきを切開、顎の骨を削ったりする必要がある時があります
・通常のむし歯を抜いたときに比べ、治療後の痛みや腫れなどの症状も重くなる可能性があります
・親知らずを簡単に、短時間で抜歯できるほど、からだへの負担が軽く小さく、
治療後の痛みや腫れも軽くなります
・治療に時間がかかれば、それだけからだへの負担が大きくなります
・炎症が強くなり治療後の痛みや腫れも大きくなります
・親知らずの周囲に炎症が起こると、口を開けるための筋肉にも影響が起きます
・口を開けにくい症状がでます
このように痛みや腫れなどの原因となる炎症の程度は、
感染症などの病気やストレス、全身状態や免疫力、抵抗力に問題があるときにも大きくなります。
強い症状があるときは抗菌薬を服用し、安静にすることが重要です。
親知らずがむし歯になったり、親知らずを抜いたりしたあとに強い腫れや痛みがあったりするのは、
とても辛いものです。少しでも違和感がある場合は一度診てもらうのが良いでしょう。
親知らずの腫れのピークは2日程です。
4日目ぐらいから徐々に腫れが引いていき、1週間ぐらいで元に戻ってきます。
腫れの程度は親知らずの生え方、体調などによっても左右されます。
痛みが出ることもあるので、痛みは鎮痛剤で抑えていきます。
麻酔をして抜歯をするので、麻酔が効いている間は痛みを感じませんが、
2~3時間経つと麻酔が切れてくるので、その前に鎮痛剤を飲むと少しその後が楽になります。
ぜひ参考にしてくださいね。