根管治療とは?

こんにちは、ほほえみ歯科です。根管治療という言葉を聞いたことはありますか?

本日は、根管治療についてお話しします。

★根管治療

根管治療とは、歯の神経と血管、周囲の組織である「歯髄」が炎症や感染を起こした場合に、歯髄を取り除き、根管内を清掃し、薬剤で消毒してから、再度充填材で詰めて、歯を残して保存する治療法のことを指します。歯の神経が痛んだり、炎症が起こったりすると、強い痛みを伴うことがありますが、根管治療によって痛みを取り除くことができます。

根管治療は、痛みの原因である歯髄を取り除くことで、歯を救うための治療法です。歯の神経が死んでしまった場合には、歯の根の先端にある骨の周囲に膿が溜まり、歯茎が腫れたり、痛みが強くなったりすることがあります。このような症状がある場合には、根管治療によって、歯茎の炎症や腫れを取り除き、歯を救うことができます。

根管治療は、一般的に2回から3回に分けて行われます。最初の治療では、歯髄を取り除き、根管内を清掃して、抗菌薬を塗布して消毒します。次に、充填材を詰め、歯を保護するための被せ物を作成します。必要に応じて、最終的にクラウンなどの修復を行うことで、歯の機能や外観を回復することができます。

根管治療は、歯の抜歯を回避し、歯を残して保存することができるため、歯を長期的に守るための治療法として広く用いられています。

★根充

根充とは、歯髄から取り除いた神経や血管(歯髄)の代わりに、根管内に充填材を詰める歯科治療の一つです。根管治療を行った場合、歯髄が取り除かれた状態で、そのままにしておくと菌が繁殖し、再度感染が起こる可能性があるため、根充が必要になります。

根充には、ガッタペルカや専用の充填材などが使用されます。治療前に、根管内を十分に清掃し、消毒処置を施します。その後、根管内に充填材を詰め、歯を密閉することで、菌の侵入を防止します。根充は、歯髄が取り除かれた状態で、歯を保存するための治療法であり、歯を抜かずに治療することができるメリットがあります。ただし、根管治療や根充には、治療に時間がかかることや、治療後には歯が弱くなるため、被せ物や詰め物を行う必要があることなどのデメリットがあります。

★最終的には被せ物が入ります

被せ物とは、歯を削って形を整え、それに合わせて作った人工的な歯の表面材料を歯に取り付けることで、歯の欠損部分を補う歯科治療の一つです。

歯の欠損部分が小さい場合は、詰め物(歯の充填治療)で対応できますが、欠損部分が大きい場合には被せ物が必要になります。被せ物には、金属製、セラミックス製、レジン製などの種類があります。金属製の被せ物は強度が高く、長持ちしますが、見た目が良くないというデメリットがあります。一方、セラミックス製の被せ物は見た目が自然で、金属アレルギーの心配もないため、最近では人気が高まっています。

被せ物を装着するためには、まず歯を削って形を整え、それに合わせて被せ物を作成します。被せ物を装着することで、歯の形や機能を回復させ、見た目も美しくすることができます。また、欠損部分が補われることで、咬み合わせのバランスを取ることができ、顎の関節や筋肉の負担を軽減することができます。

◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。

お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。

(祝日のみ休診日となります)

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