歯の神経を抜くとは?

こんにちは。ほほえみ歯科です。

虫歯が大きく神経にまで達していた場合、神経を抜く処置が必要になります。

では、本日はその治療の流れについてお話しします。

歯の神経を抜く治療は、通常、根管治療(または根管療法)と呼ばれ、感染した歯の神経組織を除去し、その後歯を保存するための手順です。この手順は複数の診療回数にわたり行われることが多く、神経を抜いた後の主な治療ステップは以下のとおりです。

根管の洗浄と形成: 歯の神経組織を抜いた後、細菌と感染した組織を除去するために根管を洗浄します。そして、適切な形状に整形します。

根管の充填と封鎖: 洗浄と整形が完了したら、根管は特殊な材料(通常はガッタパーチャと呼ばれるゴム状の材料)で充填されます。これにより、細菌の再侵入を防ぎます。その上から、仮の充填材で歯を封鎖します。

仮の充填材から永久的な修復へ: 数日から数週間後、仮の充填材は取り除かれ、永久的な充填材や冠で歯を修復します。大きな虫歯や割れていた歯の場合、歯の形状と強度を回復するために、歯冠が必要となることが多いです。

以上の処置を受けた後でも、痛みや腫れ、感染などの問題が発生する場合があります。その場合は、すぐにかかりつけ医に連絡することが重要です。定期的な歯科検診も、治療後の歯の健康を維持するためには不可欠です。

    ★被せ物(冠)の治療後に痛みが続くのはどうして?

    その原因はいくつか考えられます。

    高すぎる咬合: 冠が高すぎて適切に咬み合わせていない場合、歯や顎に圧力がかかり、痛みを感じることがあります。この問題は歯科医師が冠を調整することで解決できます。

    根管治療が必要: 冠治療前に根管治療が必要だったが行われていない、または根管治療が不完全だった場合、神経組織からの感染が残っている可能性があります。この場合、痛みが続くことがあります。

    歯周病: 歯周病が進行していると、歯や歯茎が敏感になり、被せ物の圧力により痛みを感じることがあります。

    一時的な敏感性: 一部の人々は、治療直後に一時的に歯が敏感になることがあります。通常、寒いものや甘いものに対する反応として感じられます。この敏感性は数日から数週間で自然に減少することが多いです。

    セメントの問題: 冠を取り付けるために使用されるセメントが歯肉に刺激を与える可能性があり、これが痛みの原因となることがあります。

    これらの問題が疑われる場合、早めにかかりつけ医に相談することをお勧めします。

      ◎当院は土曜日・日曜日の診療も行なっております。

      お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。

      (祝日のみ休診日となります)

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