知覚過敏について
こんにちはほほえみ歯科です。
テレビのコマーシャルや、タレントさんがかき氷やアイスクリームの試食の時に顔をしかめて『知覚過敏なんで』と言ってるのを見かけた事はないですか？
今日はこの知覚過敏についてお話しします。
知覚過敏の原因は複数ありますが、最も一般的な原因は歯のエナメル質の摩耗や歯茎の退縮による歯根の露出です。この状態では、歯の神経や血管が外部刺激に敏感になり、冷たい、熱い、甘い、酸っぱいなどの刺激によって痛みを感じるようになります。その他の原因には、虫歯の存在、歯周病、歯の矯正治療後の一時的な神経刺激などがあります。
治療の方法はいくつかあります。まず、歯科医師はこの問題の原因を特定し、適切な治療計画を立てることが重要です。具体的な治療法には以下のようなものがあります。
- デンタルシーリング剤の使用
歯のエナメル質の摩耗を防ぐために、歯科医師はデンタルシーリング剤を使用することがあります。これは、歯の表面に保護膜を形成することで知覚過敏を軽減する効果があります。
- 歯石の除去
歯周病や歯の根の露出が原因である場合、歯科医師は歯石を除去することをお勧めすることがあります。これにより、炎症や感染のリスクが減少し、知覚過敏を軽減することができます。
- 歯科治療の修正
虫歯や歯周病の存在が知覚過敏の原因である場合、歯科医師はそれらの問題を適切に治療する必要があります。虫歯の詰め物や歯周ポケットの清掃といった治療方法が使用されることがあります。
- 専用の歯磨き粉や洗口液の使用
市販の歯磨き粉や洗口液には知覚過敏の症状を軽減する成分が含まれているものもあります。歯科医師はこれらの製品をお勧めすることがあります。
- 歯の保護
歯の知覚過敏を軽減するために、歯を保護する方法があります。これには、咀嚼時に特定の歯に過度の圧力をかけないような咬合の調整や、特殊なマウスガードの使用が含まれます。
知覚過敏の治療は個人の症状や原因によって異なる場合があります。したがって、最善の治療法を見つけるためには歯科医師との相談が必要です。早期の治療と適切なケアは知覚過敏を軽減し、歯の健康を維持するために重要です。
症状のレベルや原因は個人により異なります。
少しでも気になる様でしたら『ちょっと滲みるだけだから』『もう治ったから』とそのままにしておかないで歯科医での診察を受けて下さい。
いきなり治療で歯科医に診てもらうのは怖いと感じる方は歯科衛生士によるクリーニング受けてみるのが良いかもしれません。
ほほえみ歯科では優しい歯科衛生士がみなさんの口腔ケアのお手伝いをさせていただいています。
ほほえみ歯科
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