8020運動とは?

こんにちは、ほほえみ歯科です。

★8020運動という言葉を聞いたことはありますか?

「8020運動」は、80歳になっても自分の歯を20本以上保つという目標を掲げた、日本の口腔保健に関する運動です。これは、自分の歯を可能な限り長く保つことで、食生活や生活全体の質を維持し、全身の健康を促進することを目指しています。

この運動の背後には、口腔健康と全身健康の間に密接な関連があるという見解があります。口腔内の問題、特に歯周病は、心疾患、糖尿病、認知症、肺炎など、さまざまな全身的な健康問題と関連があると指摘されています。また、自分の歯を維持することで、食物をしっかり噛むことができ、栄養の摂取や消化に役立ちます。

「8020運動」は、定期的な歯科検診、適切な口腔衛生(適切なブラッシングとフロッシング)、健康的な飲食の習慣、そして口腔内の問題を早期に見つけて治療することを推奨しています。これらの習慣は、歯と口腔健康を維持し、全身の健康を促進するのに重要です。

★歯周病と全身の健康との間には重要な関連性があります

研究によれば、歯周病は以下のような一部の全身的な健康問題と関連していることが示されています。

心臓病: 歯周病は心臓病と関連があります。感染した歯周組織からの細菌が血液に侵入し、心臓の血管に付着して動脈硬化を引き起こす可能性があります。

糖尿病: 歯周病と糖尿病の間には双方向の関係があります。糖尿病患者は歯周病にかかりやすく、一方で歯周病は糖尿病の管理を難しくする可能性があります。これは、感染による炎症がインスリン抵抗を増加させるためです。

認知症: 一部の研究では、重度の歯周病がアルツハイマー病などの認知症のリスクを高める可能性があることが示されています。

早産と低出生体重: 歯周病が早産や低出生体重のリスクを高める可能性があります。これは、歯周病が母体の免疫応答を変化させ、子宮内環境に影響を与える可能性があるためです。

これらの関係性はまだ完全に理解されているわけではありませんが、口腔の健康が全身の健康に影響を及ぼす可能性があることを示しています。したがって、適切な口腔衛生の習慣を維持し、定期的な歯科検診を受けることは、全身の健康を維持するために重要です。

お薬手帳をお持ちください

お薬手帳は患者自身が自分の薬についての情報を把握し、医療提供者と情報を共有するための重要なツールです。以下に、お薬手帳が重要である理由をいくつかお伝えします。

薬の管理: お薬手帳は、処方された薬やその用法、用量についての情報を記録することで、薬の管理を助けます。これは特に、複数の薬を服用している方や長期間にわたって薬を服用する必要がある方にとって有用です。

副作用と相互作用の確認: 薬の副作用や相互作用は、薬を安全に使用する上で重要な情報です。お薬手帳には、これらの情報を記録する場所があります。これにより、患者自身が副作用を把握し、必要な場合に医療提供者に伝えることができます。

情報の共有: お薬手帳は、医療提供者との間で情報を共有するためのツールとしても機能します。

◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。

お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。

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