ブリッジについてご存知ですか?

ブリッジについてご存知ですか?

歯を抜いた後、どのような治療をしようかと悩んでいませんか?

歯を抜いた後の治療の方法の一つとして「ブリッジ」があります。

今回はブリッジについてお伝えします。

ブリッジとは

ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を土台として、橋をかけるように中心の歯を支える治療法のことです。ブリッジ治療をすることで、自分の歯に近い感覚で噛むことができるようになります。また、インプラント治療のように歯茎を切ったり、骨を削ったりする必要がなく、病気を持っている方や外科処置が怖い方でも体に優しく安心して治療をすることができます。

ブリッジのメリット、デメリット

「メリット」

・歯のブリッジは外科的なことを行わずに治療をすることができるので安心して治療をすることができます。

・ブリッジは歯を土台にしているので周りの歯と同じように噛むことができます。

・前後の歯に接着剤で固定されるためむし歯になったりしない限りは取れないようにできています。

・治療期間がおおよそ一週間ほど、来院は2回で治療が終わります。1回目は歯を土台の形に削って型を取ります。2回目に出来上がったブリッジを歯につけます。

・自費治療であればセラミックで全てを白い歯で作ることができます。

・銀歯であれば保険が適用されるため費用が抑えられます。セラミックのブリッジでもインプラントに比べると2~3割費用を抑えることができます。

「デメリット」

・前後の歯を土台として削る必要があるため、歯を削る量が増えたり、むし歯じゃない歯を削る必要がでてきます。

・銀歯のような劣化の早い材料で治療すると土台の歯がむし歯になりやすくなってしまいます。

・土台になっている歯が3本分の噛む負担を2本で支えないといけないため、土台となる歯が弱いと割れてしまったり、揺れてしまう可能性があります。

・ブリッジは両隣の歯を土台とするため、前後に歯がないとできない治療方法です。

ブリッジの耐久年数

ブリッジは保険治療と自費治療で材料や形成の方法などが変わり、それにより耐久年数も変わってきます。

保険治療の歯のブリッジは、噛む力や口腔内の状況によって寿命は変わり、5年から8年とされています。また、保険の金属は劣化が起こりやすいため自費治療のブリッジと比べると圧倒的に寿命が短くなります。

自費治療のブリッジは「オールセラミック」「フルジルコニア」「e-max」「ゴールド」から選ぶことができます。保険治療の金属のブリッジとは異なり、歯と完全に一体化させるよう形を作っていくため長持ちさせることができます。寿命は10年以上と言われ、10年後の生存率は90~95%と言われています。

歯を失ったままにしておくと、周りの歯が動き前後の歯が失った部分側に倒れ込み、噛み合う歯は伸びていきます。そのため歯の噛み合わせが崩れ、噛めなくなってしまいます。片側だけで噛むようになると顔の筋肉のバランスが変わってしまい、顔の形まで変わってしまうこともあります。

見えないからと言って放置はせず、早めに治療を受けるようにしましょう。

当院ではいつでもお気軽にご相談していただけたらと思います。

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