子供の歯科治療はどんなことをするの?
こんにちは。本日は、小児歯科で行っている治療についてお話しします^^
「虫歯の予防処置を行なっております」
小児歯科の治療の一つとして、シーラントという治療があります。小児歯科でよく耳にするのはフッ素塗布かと思いますが、シーラントは、小児によく行われるむし歯の予防処置のことを指します。主に生えて間もない6歳臼歯や奥歯に行うことが多いです。奥歯は、溝が深く、食べ物が詰まりやすいのに、歯ブラシで完全にきれいにするのが難しい場所です。そのため虫歯になりやすいのです。そのような歯ブラシが行き届きにくい奥歯の溝を、あらかじめ歯科用プラスチックで埋めて、汚れや食べカスが溝に入らないように虫歯を予防していくのです。
「シーラントの流れ」
①歯を清潔に掃除します
歯の汚れを機械や歯ブラシで落とします。
このようにする理由は、汚れが残っているとシーラントの下から虫歯になる可能性がでてくるからです。
②シーラント剤を歯の溝に流し込んで固めます
歯の溝にシーラント剤を流しこみ、光を照射して固めます。最後にしっかり固まっているのかチェックして処置は完了になります。シーラント後は飲み物や食事などしていただいても大丈夫です。
「初めての歯医者さんデビューはいつが良いのか?」
生後半年から8ヶ月ほどで乳歯が生えてきます。生えたての乳歯は、大人の歯に比べてエナメル質・象牙質ともに層の厚さが半分くらしかありません。歯が薄く歯質が弱いため虫歯の進行が早く、早期発見・予防が肝心です。生えたての歯には、歯ブラシは強すぎますので、清潔なガーゼなどで汚れを拭きとってあげましょう。乳歯が生え始めたら通院のタイミングです。歯科医院に慣れるためにも、定期的に、お気軽にお越しくださいね。
乳歯が生え始めたころから、虫歯に注意しましょう。赤ちゃんのお口の中を触るのは問題ありませんが、母乳の残りカスがお口に残っていると虫歯になりやすいため注意が必要です。ガーゼや乳幼児用歯ブラシで汚れをやさしく取り除いてあげましょう。乳歯が生えてきたら、まずは一度お口の状態をチェックするためにご来院くださいね。
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