入れ歯ができるまで
こんにちは、ほほえみ歯科です。本日は入れ歯治療の流れをお話しします。
入れ歯を作る一般的な流れは、以下のようになります。
①入れ歯が必要かどうかを判断するために、歯科医師による診察が行われます。口の中の状態や入れ歯の種類などについての相談もできます。
②口の中の形状を正確に採取するために、口腔内から印象を取ります。これは、入れ歯の形状を作るために非常に重要な作業で、正確な印象を取ることが入れ歯のフィット感に影響を与えます。
③印象をもとに、入れ歯の形状を作成し、試し装着を行います。試し装着の際には、入れ歯の形状や色、噛み合わせなどを確認します。必要に応じて調整を行います。
④試し装着が完了し、歯科医師が最終的に修正を行った後、入れ歯の完成品を装着します。入れ歯を使い始めた後は、定期的な調整やクリーニングが必要となります。
以上のように、入れ歯を作るにはいくつかのステップが必要です。入れ歯の正確なフィット感を得るためには、歯科医師との相談や定期的なメンテナンスが欠かせません。
入れ歯を初めて使用する場合、最初の数日間は違和感や痛みを感じることがあります。しかし、正しい方法で入れ歯を使用することで、慣れるまでの時間を短くすることができます。
以下に、入れ歯に慣れるためのポイントを紹介します。
◎初めは柔らかい食べ物から始める
入れ歯を使用する初日から、固い食べ物を噛むことは避けましょう。まずは、柔らかくて簡単に噛める食べ物から始め、徐々に硬い食べ物に切り替えていきます。
◎食べ物を小さく切る
食べ物を小さく切ることで、噛む回数を減らし、入れ歯に慣れるまでの負担を軽減することができます。
◎入れ歯を装着する時間を徐々に延ばす
最初は数時間程度しか入れ歯を装着しないようにし、徐々に時間を延ばしていきます。その際、違和感や痛みがある場合には、すぐに外して、口の中を休めるようにしましょう。
◎入れ歯の適合性を確認する
入れ歯が適合しているかどうかは非常に重要です。入れ歯が適合していない場合、痛みや違和感が生じることがあります。そのため、入れ歯を装着する前に、歯科医師による適合性の確認を受けることが重要です。
◎正しい洗浄方法を実践する
入れ歯を清潔に保つことは、違和感や痛みを軽減するために非常に重要です。入れ歯の正しい洗浄方法については、歯科医師からアドバイスを受けるか、入れ歯の取扱説明書を参照してください。
入れ歯に慣れるまでの期間は、個人差がありますが、約1週間程度かかる場合が多いとされています。しかし、正しい方法で入れ歯を使用することで、慣れるまでの時間を短くすることができます。
入れ歯を長持ちさせるためには、適切な手入れが必要です。以下に、入れ歯の手入れ方法を紹介します。
・入れ歯を取り外す前に、手を洗ってから取り外します。
・入れ歯を取り外したら、水で軽く洗います。このとき、熱い水や熱湯は使用しないでください。
・歯ブラシを使用して、入れ歯全体をやさしく磨きます。ブラシの毛先が硬すぎる場合には、入れ歯に傷がつく可能性があるため、柔らかいブラシを使用することが推奨されています。
・入れ歯専用の洗浄剤を使用して、入れ歯を洗浄します。洗浄剤によっては、水で薄める必要があるものもあります。洗浄剤を使用する際には、指示通りの量を使用し、時間内に洗浄剤を流し洗いしてください。
・入れ歯を水で洗い流した後、乾いた布やタオルで拭いてから、入れ歯ケースにしまいます。入れ歯ケースは、乾燥していて清潔な場所に保管することが大切です。
・入れ歯ケースを持ち運ぶ場合には、入れ歯が動かないように、転倒や落下を防止するために入れ歯ケースに入れて持ち運びます。
入れ歯の手入れには、定期的な歯科医院でのクリーニングも重要です。歯科医師によるクリーニングや調整によって、入れ歯のフィット感を維持し、入れ歯の寿命を延ばすことができます。
◎当院は、土曜日・日曜日の診療も行なっております。
お仕事などで平日のご来院が難しい方もお気軽にお問い合わせください。
（祝日のみ休診日となります）
